サステナビリティに取り組む背景

中外製薬は、ステークホルダーと価値を共有しながら「患者中心の高度で持続可能な医療の実現」を目指しています。その考え方を、「中外製薬が成し遂げたいこと」「中外製薬が果たすべきこと」「中外製薬ができること」の3つの側面で紹介します。

中外製薬が成し遂げたいこと

これまで、中外製薬は、革新的な医薬品を生み出し続け、世界の患者さんに届けてきました。
今後は、ライフサイエンスやデジタル技術の飛躍的な進化によって、社会構造は大きく変化するとともに、解決が求められる医療課題は高度化・多様化・複雑化するものとみられます。中外製薬においても、今まで以上に広く、価値を届けていきたいと考えています。
中外製薬が目指す価値は大きく2つあります。その一つは、医療関係者が疾患をコントロールし、患者さんの苦しみを限界まで引き下げる医療の実現です。そのためには、これまでにない薬剤効果と高い安全性をあわせ持つ医薬品を生み出すこと、そして医療関係者が的確に疾患の状態を把握できることなどが重要となります。
もう一つは、これまでの医薬品による治療の枠を超えた、患者さんにとって本当に価値があるソリューションの提供です。患者さん一人ひとりの状況・価値観に合った治療により、医薬品投与後のQOLや精神的・肉体的・金銭的負担までも含め、患者さんにとってのトータルな価値を届ける――。それが、次世代の医療だととらえています。
そのため、治療だけでなく、予防・診断から予後までを見据えるとともに、製品という範囲を超えたソリューションの提供も重要になります。診断や予後のマネジメントなどによって、薬剤治療の価値をより高めること、さらには、遺伝子解析やデジタル技術の進展により、予防医学なども重要になってきます。

中外製薬が果たすべきこと

世界各国において、医療財政の問題は深刻化しています。人口は増え続け、相対的に医療ニーズが高い高齢者の比率も高まる中、医療が持続的に提供されることは未来にわたる極めて重要な課題です。また、新薬創製の難易度はますます高まっており、新薬創出にかかる費用は膨大なものとなってきています。限られた資源の中で、医療が持続的であるためには、患者さんにとって本当に価値があるソリューションにのみ資源が投下される。そういった医療の仕組みを構築していく必要があります。
製薬業界の中でも確たる役割を担っている中外製薬としては、これまで以上に社会課題の解決に向けて率先して対応していく責務があると認識しています。持続的な医療実現の一翼を担うとともに、社会から期待される役割をより高次元で果たすべく、あらゆる機能の活動に対して、ステークホルダーとの共有価値を高めるという観点でイノベーションを追求し、クオリティを高め続けていきます。

中外製薬ができること

中外製薬が「共有価値の創造」を実現していくための最大の鍵として定めているのは、イノベーションへの集中です。
中外製薬は創業以来、サイエンスに基づくイノベーションにこだわり続けてきました。創薬だけでなく、開発、製薬、営業、メディカルアフェアーズ、安全性、信頼性保証など、あらゆる分野において、科学的なアプローチをもってイノベーションに注力してきた結果、中外製薬は独自の強みを有するに至りました。
今後は、こうした強みを磨き直し、さらに強化していくことによって、「患者中心の高度で持続可能な医療の実現」を果たしていきたいと考えています。

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