中外製薬ってどんな会社?

どんな薬を扱っているの?

がん領域の医薬品で国内シェアNo.1です。

2018年のがん領域製品の国内シェアは17.9%*でした。2008年以降、11年続けてトップシェアを維持しています。

がん領域製品国内シェア(売上高)のグラフ

中外製薬の売上高構成比でもがん領域製品は半数を占めています。

2018年 製商品売上高構成比グラフ。がん 50.5%、骨・関節 34.3%、腎 6.9%、その他 8.3%

抗体医薬品でも国内No.1のシェアです。

抗体医薬品でも24.5%(2018年)と、国内No.1のシェアを誇ります。独自の抗体改変技術で、抗体による医薬品の研究開発を牽引しています。

国内医療用医薬品売上高と国内応対医薬品売上高の推移を示したグラフ

革新性の高い新薬を扱っています。

がんや関節リウマチ、血友病などの領域で、有効な治療法の確立していない病気の新薬を開発し、十分に満たされていない医療ニーズ(アンメットメディカルニーズ)の充足に取り組んでいます。

中外製薬の売り上げ構成比の約6割は、国が革新的な新薬の創出を加速する目的で導入した制度の対象品目となっています。この品目の対象となるのは、後発医薬品が発売されていない新薬のうち一定の要件を満たすものとなっており、中外製薬が革新的な新薬を開発・製造・販売していることが分かります。

2018年 製商品売上高構成比グラフ。新薬創出等加算品目 59%、その他 41%

製品を店頭で見かけないのはなぜ?

医師の処方が必要な「医療用医薬品」に特化しているためです。

医療用医薬品とは、医師の処方せんに基づいて使用される医薬品であり、薬剤師が調剤する調剤薬局でしか販売されません。また、使用にあたり専門的な知識を要するため、一般の方への製品の広告は法律により禁じられています。そのため、製品のCMも行っていません。

中外製薬は2004年にドリンク剤や殺虫剤などの一般用医薬品(OTC医薬品)事業を売却しました。以来、医療用医薬品事業に注力しています。

ずばり、他の製薬会社との違いは?

技術力が非常に高いことです。
バイオのパイオニアとして、蓄積された技術と経験があります。

30年以上前からバイオ医薬品の研究開発を実施しています。この経験が抗体医薬品の取り組みへとつながり、独自の抗体改変技術の開発に結びついています。

国産初の抗体医薬品を創製しました。

バイオ医薬品のひとつである「抗体医薬品」は、特定の細胞や分子にピンポイントで作用することにより、高い治療効果と副作用の軽減が期待できる医薬品として注目されています。

中外製薬は2005年に、国産初の抗体医薬品を世に送り出すことに成功しました。抗体医薬品の分野においても国内シェアNo.1*を獲得しています。そして、抗体医薬品の可能性をさらに広げる独自の抗体改変技術において世界をリードしています。

  • *Copyright© 2019 IQVIA. 出典:IQVIA医薬品市場統計2018年12月MATをもとに作成 無断転載禁止 市場の範囲は中外製薬定義による

社名は漢字だけど、外資なの?

2002年にスイスのロシュ社と戦略的アライアンスをスタートし、外資になりました。

ロシュ社は、スイスのバーゼルに本拠地を置く、バイオに強みを持つ世界トップの製薬企業です。ロシュ社の保有株式比率は約60%と過半数を占めていますが、中外製薬は社名を変えずに日本の上場企業であり続け、自主独立経営を行っています。

このアライアンスにより、抗がん剤を中心としたロシュ・グループの画期的な医薬品を国内で独占販売できるようになり、自社製品のグローバル展開も強化されました。

メリット1:ロシュ社製品の国内独占販売 メリット2:自社製品のグローバル展開

ロシュ社とは
ロシュ社は、1896年に設立されたスイスのバーゼルを本拠地に置く世界有数の製薬企業で世界150カ国以上でビジネスを展開。「医薬品」と「診断薬」の2つの事業を主軸とし、幅広い領域で医療に貢献しています。

革新性の高い新薬の研究開発に集中投資しています。

この独自のビジネスモデルにより、アライアンスの締結前と比べて売上収益は3.5倍、営業利益は4.5倍以上に拡大しました。

安定的な収益基盤のもと、中外製薬の研究開発はより挑戦的で革新的な独自のプロジェクトに集中できるようになりました。

ロシュ社との提携前後を比較したグラフ(売上収益と営業利益)

この結果、開発された数々の新薬は、米国食品医薬品局による画期的医療薬(Break Through Therapy)や、国内においても先駆け審査指定制度の対象品目に指定されるなど、高い評価を受けています。

先駆け審査指定制度について(厚生労働省ホームページ)

どんな人が働いているの?

多様な社員が働いています。一人ひとりが働きやすいように、充実した制度・サポートがあります。

「製薬会社の社員」と聞くと、白衣を着た研究員をイメージされるかもしれません。実際には、職種や出身学部、性別・年齢・国籍などが異なる多様な社員が働いています。

2018年の女性管理職比率 13.3%、2018年の男性の育児休職取得率 57.7%、2018年の在宅勤務制度利用率 女性48.1%、男性27.2%

トップが「働き方改革」にコミットしています。

中外製薬がこれからも連続的にイノベーションを生み出すためには、「独自のビジネスモデル」と「人財」がカギと考えています。

まとめ 中外製薬は−

「がん領域における日本のリーディング・カンパニーです」・「バイオをはじめとする独自の技術で、革新性の高い新薬の開発に注力しています」・「ロシュ社との戦略的アライアンスと人財の力で、イノベーションを追求します」
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