グローバルヘルスへの取り組み

中外製薬グループ(以下、中外製薬)は、革新的な医薬品とサービスの提供を通じて新しい価値を創造し、世界の医療と人々の健康に貢献することを企業理念としています。この企業理念の実現に向け、まだ充足されていない医療ニーズを満たす革新的な医薬品を継続的に創製すると共に、保健医療へのアクセス向上に取り組むことによりグローバル・ヘルスに貢献することが私たちの使命と考えています。

グローバル・ヘルスに関する基本的な考え方

1. 基本的な考え方

世界には、まだ治療法がない疾患に苦しむ人々や治療法があるにもかかわらず、貧困あるいは制度上の理由等で必要な医療を受けられない人々がいます。国連が2015年に採択した「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の中の持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals, SDGs)では、「あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する」を一項目として掲げています。中外製薬は、この目標の達成にかかるグローバル・ヘルスに関する社会的課題である保健医療へのアクセス向上に新薬を創製・供給する事業活動及び公的機関やNGO、業界団体等との協力活動等を通じて積極的に取り組み、企業価値の創出と社会的課題解決への貢献の両立を目指していきます。

2. グローバル・ヘルスにおける優先取り組み分野

2.1 治療法がない疾患に対する医薬品の開発

中外製薬の研究開発で培ったバイオテクノロジーを中心とする創薬技術を活用して、未だ治療法がないアンメットメディカルニーズを満たす革新的な医薬品の創製・開発に取り組みます。

2.2 保健医療の質及び医薬品へのアクセス向上

中外製薬は、保健医療の質の向上への基礎的取り組みとして、予防、診断、治療に関する医療関係者の能力向上並びに地域の人々への疾患啓発等を行っていきます。
また、低中所得国を中心に、社会インフラの整備を含む医薬品へのアクセスに対する障害を取り除く活動をしていきます。
このような取り組みにより、持続可能な保健医療システム及び医薬品へのアクセス向上に貢献します。

3. 具体的な活動において重視する点

中外製薬が支援・実施するグローバル・ヘルス活動については、以下の事項を重視して決定します。

  • 中外製薬のケイパビリティ(強み、技術、専門性)が活かせる活動
  • 低中所得国を中心に保健医療の持続的な向上に貢献できる活動

グローバル・ヘルスの具体的な取り組み

グローバルヘルス技術振興基金(GHIT Fund)への参画

プレスリリース「グローバルヘルス技術振興基金(GHIT Fund)への参画について」(2014年12月24日)[PDF 192KB]

GHIT Fundは、日本が有する医療技術、イノベーション、知見をより直接的に活かし、開発途上国で深刻な感染症に対する医薬品、ワクチン、診断薬の研究開発を支援するための、官民パートナーシップです。()

アクセス・アクセレレイテッド(Access Accelerated)への参画

プレスリリース「低所得国および低中所得国における非感染性疾患増加の対策に向けたグローバルイニシアティブへの参画について」(2017年1月18日)

Access Acceleratedは、2030年までに非感染性疾患による早期死亡件数の3分の1を減少させるという、国連の持続可能な開発目標(SDG:Sustainable Development Goal)の達成に取り組むため、世界の大手医薬品企業22社が低中所得国における非感染性疾患(NCDs:Non-Communicable Diseases)の予防とケアを目的に立ち上げたグローバル・イニシアティブです。()

世界血友病連盟(WFH:World Federation of Hemophilia)による人道支援プログラムWFH Humanitarian Aid Programの参画

WFH Humanitarian Aid Programは、治療へのアクセスが極めて限定されている開発途上国における出血性疾患の患者さんに治療へのアクセス改善を図る取り組みです。

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